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ミサワカーディナル(新潟)再生計画案不成立で破産へ
ミサワグループで、ミサワカーディナルGC(18ホール、新潟県北蒲原郡中条町)を経営する中条町リゾート㈱の続行となった債権者集会が8月17日に開かれ、再生計画案の賛否を決議したが、6月22日の集会に続き今回も出席債権者の過半数の賛成が得られず否決された。このため、同社は破産することが確定的となった。会員は、民事再生法による再建はでなく、あえて「破産」を選択したという。
続行決議の結果は、議決権総額では56・51%の賛成を得たが、出席債権者数669名の内で賛成は128名、率で19・13%しか得られず可決要件(出席債権者の過半数、議決権総額で2分の1以上)を満たさなかった。このため、東京地裁は同日、再生手続きの廃止決定と保全管理命令を下し、保全管理人に藤原総一郎弁護士(℡03・5223・7729)を選任した。可決条件を満たさなかった背景には、同GC会員で組織した「ミサワホームに対する責任追及によって預託金の償還を実現する会」の活動がある。同会は、中条町リゾートの親会社・ミサワホーム㈱(昨年12月に産業再生機構が支援決定)が会員募集(販売総代理=ミサワリゾート㈱)に関わり、預託金の返還を保証していることから返還義務があると主張して活動していた。計画案では有限会社ジャパンゴルフプロジェクトがスポンサーとなって再建するとしていたが、会員側は「同プロジェクトのバックはミサワグループ」であるとして、不信感を募らせて反対票を投じたとしている。