那須国際カントリークラブ会員権の価格相場|メリット・デメリットを徹底解説
那須の清らかな空気と、那須連山の美しい稜線に包まれた「那須国際カントリークラブ」は、大人の上質な社交場・家族の憩いの場として長年愛されてきた伝統あるゴルフ場です。皇室ゆかりの地である那須御用邸に隣接する格式高いロケーションを誇り、多くのゴルファーに特別な時間を提示してきました。
【重要】那須国際カントリークラブはリニューアルのため長期クローズ予定
那須国際カントリークラブは、クラブハウスの老朽化に伴い、2024年12月15日の営業をもって施設を一時閉鎖いたしました。これに伴い、那須国際カントリークラブは解散となり、在籍していた会員に対しては預託金の返還手続きが執り行われています。そのため、従来のようなゴルフ会員権の購入や名義書換手続きは行われておらず、今後のクラブハウス建て替えおよびコース改修工事の期間中(約3年間を予定)は、一般の会員権市場での取引対象外となっています。将来的な再編や新生クラブへの展開に注目が集まる一方、従来の会員制度はいったん区切りを迎えています。
那須国際カントリークラブとは?皇室ゆかりの地に佇む名門ゴルフ場
那須国際カントリークラブは、昭和37年(1962年)に三井物産を母体としてパブリック制で開場した歴史を持ちます。その後、平成5年(1993年)に完全メンバー制へ移行し、平成17年(2005年)からは東急不動産(現在の東急リゾーツ&ステイ株式会社)へと経営が引き継がれました。那須御用邸に隣接する107万平方メートルという広大かつ贅沢な敷地は、一歩足を踏み入れるだけで別世界のような静寂と気品に満ちています。
コースの特徴|浅見緑蔵・富沢誠造設計の戦略的な18ホール
名設計家である浅見緑蔵氏と富沢誠造氏の手によって創り出された18ホール(パー72、全長6,600ヤード、コースレート71.2)は、自然の地形を巧みに活かした美しい丘陵コースです。赤松や白樺などの豊かな自然林で美しくセパレートされた各ホールは、池越え、打ち下ろし、ドッグレッグなど、一打ごとに頭脳的な攻略を要求されるバリエーション豊かなレイアウトとなっています。グリーンには絶妙なアンジュレーションが施されたベントのワングリーンを採用しており、ゴルファーの挑戦意欲を掻き立てる仕上がりです。
施設情報|天然温泉「五葉の湯」や宿泊ロッジも完備
まるで高原の高級ホテルを彷彿とさせるエレガントなクラブハウスには、宿泊ロッジが併設されていました。プレー後に疲れを癒やしてくれるのは、エリア内でも評判の高い天然温泉「五葉の湯」です。豊かな泉質に身を委ね、ゆったりと流れる時間に浸る贅沢は、日帰りのゴルフ場では決して味わえないリゾートメンバーならではの特権として親しまれました。家族を伴っての週末旅行や、大切なビジネスパートナーをおもてなしする場としても一級品のクオリティを誇っていました。
アクセス|都心からのアクセス方法とクラブバス情報
ゴルフ場は栃木県那須郡那須町高久丙1792に位置していました。車を利用する場合、東北自動車道の那須ICから約10km(約15分)と、高速道路を降りてからの道のりが非常にスムーズです。電車を利用する場合は、JR東北新幹線の那須塩原駅が最寄りとなります。前日までの完全予約制で運行されていた無料のクラブバス(シャトルバス)を利用すれば、駅から約35分でクラブハウスに到着するため、運転の疲労を気にせず新幹線での快適な日帰り・宿泊往復が可能でした。
【2024年最新】那須国際カントリークラブ会員権の価格相場
那須国際カントリークラブは2024年12月に施設を一時閉鎖し解散したため、従来の正会員権の取引相場は消失しています。以下は解散以前における会員権運用の概要となります。
会員権の種類と価格相場の推移
かつての那須国際カントリークラブの会員種別は、預託金制の「正会員(募集定員900名)」が基本でした。2024年5月20日より名義変更手続きが一時停止された後、2024年12月の閉鎖にともない解散および預託金返還の措置がとられました。成約金額については、2021年4月1日以降の取引は消費税込みの金額で表示されていますが、それ以前の取引履歴は外税表記となっていました。また、証券額面や種類によって当時の取引価格には差異がありました。
名義書換料などの諸費用はいくら?
かつて会員権を購入してメンバーになるために必要だった、ゴルフ場への登録諸費用や維持管理費用は以下の通りでした。
名義書換料:660,000円(税込)
正会員として新しく入会する際の名義書換料は、660,000円(税込)に設定されていました。なお、同一法人内での記名者変更(法人内書換)にかかる費用は22,000円(税込)でした。
年会費:22,000円(税込)
正会員のランニングコストとなる年会費は、年間22,000円(税込)でした。名門・リゾート系コースとしては非常に良心的な維持費であり、所有し続けやすい点が大きな魅力となっていました。年会費は4月から翌年3月までの1年間単位で計算されていました。
ゴルフ会員権業者への手数料
会員権の売買を専門業者に仲介してもらう際の手数料は、業界の標準ルールに基づいて算出されていました。成約金額が275万円未満の場合の手数料は一律55,000円(税込)であり、当時の取引価格水準から一律55,000円(税込)のレンジが適用されていました。
那須国際カントリークラブ会員権を持つ5つのメリット
かつて那須国際カントリークラブの会員権を所有することには、以下のような大きな価値と魅力がありました。
メリット1:那須御用邸に隣接する格式高いコースでプレーできる
気高き静寂が漂う那須御用邸に隣接するロケーションは、それ自体が大きなステータスでした。歴史と格式を感じさせる落ち着いた雰囲気は、メンバーとしての満足感を満たしてくれるだけでなく、お招きするゲストに対してもこの上ない信頼感と特別感を提供していました。
メリット2:家族やゲストと楽しめるリゾート施設が充実
ただゴルフをプレーする場所としてだけでなく、併設された上質な宿泊ロッジや美肌効果の高い天然温泉「五葉の湯」をフルに活用することができました。ゴルフをやらないご家族を同行させて温泉宿代わりに利用したり、前泊して翌朝フレッシュな状態でラウンドしたりと、充実した週末レジャーを構築できました。
メリット3:戦略性に富んだ美しい丘陵コースを堪能できる
浅見緑蔵氏と富沢誠造氏が設計したコースは、自然林の美しさとダイナミックな高低差、アンジュレーション豊かなベントグリーンが融合し、何度回っても飽きることがありません。四季折々の那須の表情を五感で感じながら挑戦できる設計でした。
メリット4:東急系列のゴルフ場を利用できる
運営母体である東急リゾーツ&ステイ株式会社のスケールメリットを活かし、系列の有名コースである「泉パークタウンゴルフ倶楽部」(宮城県)や「筑波東急ゴルフクラブ」(茨城県)などとの優待制度や提携サービスを利用可能でした。
メリット5:リニューアル後の新しい施設・コースに期待できる
将来的に約3年間の工事期間を経て誕生する新しいクラブハウスや改修されたコースは、エリアでも最先端の快適性と洗練されたデザインを備えることになります。過去に会員であった方や周辺地域に愛着を持つ人々にとって、このリニューアル事業は「那須リゾートの未来」への確かな期待となっています。
購入前に知っておきたい3つのデメリット・注意点
かつての制度や、今後の再建を巡る背景を把握するうえで、以下のポイントが注意点として挙げられていました。
デメリット1:【最重要】約3年間の長期クローズ期間がある
最大の注意点は、2024年12月15日の営業をもって施設がすでに一時閉鎖されている点です。これにより既存のクラブは解散され、改修工事が終わるまでの約3年間は、現地でのゴルフプレーや関連施設の利用が一切行えません。
デメリット2:都心からのアクセスに時間がかかる
那須ICから近く、新幹線アクセスも良好とはいえ、都心から車で片道約2時間から2時間半の移動が必要です。日帰りでの強行スケジュールも不可能ではありませんが、基本的には週末の渋滞を回避するための宿泊や、余裕を持ったスケジュールリングが必要でした。
デメリット3:12月中旬〜3月中旬は冬季クローズとなる
標高の高い那須高原に位置する特性上、毎年12月中旬から翌年3月中旬にかけての約3ヶ月間は降雪・凍結のために冬季クローズとなっていました。1年を通していつでも均一にゴルフを楽しみたい方にとっては、冬場の利用制限期間があることがデメリットとなっていました。
那須国際カントリークラブの評判・口コミは?
実際に現地を訪れたゴルファーや、長年クラブを愛してきたメンバーからは、どのような評価が寄せられていたのでしょうか。リアルの声をまとめました。
コースメンテナンスやレイアウトに関する評判
コースに関しては、「那須の自然をそのまま切り取ったような美しさがあり、特に秋の紅葉シーズンは絶景」「フェアウェイの芝やグリーンのメンテナンスが行き届いており、いつ行ってもコンディションが素晴らしい」といった高い評価が多く見られました。また、「距離はそこまで長くはないが、巧みに配置された池や傾斜、高速なベントグリーンのおかげで、攻めがいがあって何度でも挑戦したくなる」と、レイアウトの妙を評価する声が目立っていました。
クラブハウスや温泉、スタッフの接客に関する評判
「宿泊したロッジのクオリティが高く、静かで本当によく眠れた」「プレー後の天然温泉五葉の湯が最高。これに入るために那須へ来ていると言っても過言ではない」など、リゾート設備に対する賞賛が非常に多く寄せられていました。スタッフの接客についても、東急グループならではの洗練されたホスピタリティが根付いており、「フロントからキャディまで、非常に丁寧で気配りの利いた応対をしてくれるため、ゲストを連れて行っても安心できる」と、絶大な信頼を得ていました。
那須国際カントリークラブ会員権の購入・名義書換手続きの流れ
以下は、かつて行われていた会員権購入および名義書換の手続きの流れです。現在はクラブ解散にともない、これらの手続きは行われておりません。
まずはゴルフ会員権業者へ購入希望の相談を行い、市場に売り出されている物件の中から証券額面や取引条件を確認し、適正な価格で買い付けを行っていました。
売買合意の後、倶楽部が指定する入会申請書類(入会申込書、写真、戸籍謄本や住民票などの公的証明書)を揃え、ゴルフ場へ提出していました。
書類提出後、倶楽部による入会審査が行われていました。那須国際カントリークラブでは、入会手続きのプロセスにおいて支配人による面接が実施されていました。
入会審査を無事に通過すると名義書換料の請求書が届き、所定の費用を振り込むことで、新しいメンバーとして会員証やネームプレートが発行されていました。
入会条件まとめ(年齢・国籍・紹介者など)
かつての入会条件は、他倶楽部所属制限や年齢制限がなく、女性の入会制限もありませんでした。また、在籍メンバーの紹介者(保証人)が不要であるなど、比較的間口の広い制度設計となっていました。法人から個人への書換も可能でしたが、外国籍の方が入会を希望される場合は事前相談が必要となっていました。
那須国際カントリークラブはこんな人におすすめ
那須国際カントリークラブ(旧体制)は、以下のような価値観をお持ちの方に特に愛されていました。
- 都市での多忙なビジネスライフから離れ、自然豊かな那須で心からリラックスできる会員制リゾート地を求めていた方
- ご家族と一緒に、天然温泉や併設のロッジに宿泊しながら、贅沢な週末リゾートライフを満喫したいと考えていた方
- 大手・東急グループが運営する安定したホスピタリティと、那須御用邸隣接という特別なステータス性を重視していた方
まとめ|将来性を見据え、信頼できる業者に相談しよう
那須国際カントリークラブは、皇室ゆかりの格式高い歴史と、東急リゾーツ&ステイという大手の盤石な運営のもと、多くのゴルフファンを魅了し続けてきました。2024年12月15日の営業をもって施設が一時閉鎖され、会員制度も一旦解散の形を採っていますが、今後は約3年間におよぶクラブハウスの建て替えやコース改修を経て、那須の地へ新たなリゾート価値を提供することが見込まれます。将来的にどのような新制度や施設が展開されるのか、今後の公式発表やゴルフ会員権市場の動向について詳しく知りたい方は、実績豊富で信頼できる専門業者へぜひ相談し、最新の情報を収集してみてください。