北の杜カントリー倶楽部 会員権の相場・総費用と入会手続き
山梨県北杜市に位置する北の杜カントリー倶楽部は、美しい八ヶ岳や南アルプスの大パノラマに囲まれた高原のリゾートコースです。ビジターとしての利用だけでなく、週末をより有意義に過ごすための「第二の拠点」として、会員権の購入を検討される方が増えています。
北の杜カントリー倶楽部とは?基本情報とコースの魅力
雄大な八ヶ岳・南アルプスを望むコース設計とプレー環境
北の杜カントリー倶楽部は、1987年(昭和62年)5月5日に開場した歴史ある18ホールの丘陵コースです。設計は中村行忠氏が手掛け、日本ダンロップが監修を行いました。八ヶ岳、南アルプス、そして富士山を一望できる標高に位置し、夏場でも比較的涼しくプレーできるのが大きな魅力です。
コースレイアウトは全長6,932ヤード、パー72で構成されており、コースレートは最大72.3を誇ります。広大な132万平方メートルの敷地に広がるベントワングリーンは、年間を通じて良好なコンディションが保たれています。バックティからは確かな戦略性を求められ、特に終盤にかけて池が巧みに絡むホールが続くため、上級者にとっても非常に挑戦意欲をかき立てられる設計です。
併設ホテルと天然温泉がもたらす滞在価値
単なる日帰りゴルフにとどまらず、滞在型リゾートとしての価値を高めているのが、併設されたホテルです。
併設の宿泊施設には良質な天然温泉が引かれており、プレー後の疲れた身体を芯から解きほぐしてくれます。美しい山々を眺めながら温泉に浸かる時間は、都会の喧騒を忘れ、心身をリフレッシュさせる贅沢なひとときです。
経営母体(株式会社北杜リゾート)と沿革・倶楽部の歩み
本倶楽部は、昭和62年にアサヒ開発株式会社によって「清春カントリー倶楽部」として誕生しました。その後、平成15年に民事再生手続きを申請し、平成16年に現在の経営母体である株式会社北杜リゾートへと事業譲渡されました。これに伴い、ゴルフ場名称を現在の「北の杜カントリー倶楽部」へと変更しています。
現在はJGA(日本ゴルフ協会)およびKGA(関東ゴルフ連盟)に加盟する格式ある倶楽部として確固たる地位を築いています。預託金制の会員制度を採用しています。
北の杜カントリー倶楽部の会員権相場と購入にかかる総費用
会員権相場の目安(正会員・平日会員)
北の杜カントリー倶楽部の会員権は、主に「正会員(全日プレー可能)」と「平日会員(月〜金曜日プレー可能)」に区分されます。
正会員の現在の市場実勢相場は、売り希望が約40万円前後で推移しており、買い希望については仲介業者を通じた個別相談となるケースが多くなっています。会員数は正会員が約1,044名、平日会員が約150名となっており、正会員が圧倒的多数を占めているため、取引の主流も正会員権となります。
名義書換料と法人内書換料の詳細
会員権を市場で取得した際、ゴルフ場に対して支払う名義書換料は以下の通りです。
| 区分 | 名義書換料(税込) |
|---|---|
| 正会員の名義書換料 | 1,100,000円 |
| 平日会員の名義書換料 | 現在新規の書換は停止中 |
| 法人内名義書換料(正会員) | 440,000円 |
同一法人内での記名者変更(法人内書換)であれば、費用を440,000円(税込)に抑えられるため、企業の福利厚生や交際用としての取得にも非常に適しています。
年会費の体系
継続的な維持費となる年会費は、以下の通りです。
| 会員種別 | 年会費(税込) |
|---|---|
| 正会員 | 39,600円 |
| 平日会員 | 22,000円 |
購入初年度にかかる総額シミュレーション
正会員の会員権を市場で購入し、入会する際にかかる初年度の総費用のシミュレーションは以下の通りです。
- 会員権代金(市場価格目安):約400,000円
- 名義書換料:1,100,000円
- 年会費(1年分):39,600円
メンバーになるメリットと購入前に知っておくべき注意点
メンバーのメリット:予約優先権・メンバーフィー・滞在ゴルフの利便性
メンバーになる最大のメリットは、週末や祝日などのハイシーズンであっても、優先的に予約を確保できる点にあります。ビジター予約が殺到する時期でもメンバー専用の枠が確保されているため、ストレスなくゴルフの予定を立てることができます。
また、プレー料金は非常にリーズナブルなメンバーフィが適用されるため、来場頻度が高い方ほどコストメリットは大きくなります。取引先との特別な接待や、家族へのサービスの場としても、この上ない安心感とステータスを提供してくれます。
購入前に把握したいデメリット・留意点
一方で、留意しておくべき点も存在します。まず、山梨県北杜市という立地ゆえ、都心部からは一定の移動時間が必要です。また、平日会員権については現在、名義書換が停止されているため、将来的な売却や譲渡を想定している場合は、流動性の高い正会員権を選択するのが無難です。預託金制の会員権であるため、退会時の返還条件などについては、購入時に仲介業者や倶楽部へあらかじめ確認しておくことをおすすめします。
入会条件と審査基準(個人・法人)
北の杜カントリー倶楽部への入会にあたっては、倶楽部の品格を維持するため、一定の条件と審査が設けられています。
入会資格・推薦人要件と女性会員の受け入れ状況
個人の入会資格として、25歳以上であること、および日本国籍を有していることが基本条件となります。また、手続きにあたっては、当倶楽部の正会員または平日会員2名による推薦(署名捺印)が必要です。身近に会員がいない場合は、事前に会員権の仲介業者に相談することで、推薦人の選定サポートを受けられる場合があります。
また、女性会員の受け入れ状況については、女性名義からの入会となっています。
法人会員としての登録と利用条件
法人名義での取得であっても、登録される記名者(プレーヤー)個人が上記の入会条件を満たしている必要があります。社用での接待や役員の福利厚生として非常に使い勝手が良く、記名者を変更する際にも法人内書換料(440,000円)が適用されるため、企業資産としての維持・運用もしやすい仕組みとなっています。
入会手続きのステップと必要書類
申し込みから理事面接・承認・プレー開始までの流れ
手続きは以下の5つのステップで進行します。
- 倶楽部への事前連絡と書類一式の提出:必要書類を揃え、倶楽部事務局へ送付します。
- 書類審査:提出された書類をもとに、資格要件の確認が行われます。
- 担当理事による面接審査:入会希望者本人と担当理事による面接が実施されます。
- 理事会による最終審査と承認:理事会での審査を経て、入会承認通知が送付されます。
- 名義書換料の入金:承認通知に沿って名義書換料を入金します。入金確認が取れ次第、晴れてメンバーとしてのプレーが可能となります。
用意すべき入会必要書類一覧
手続きをスムーズに進めるために、あらかじめ以下の書類を準備しておく必要があります。
- 印鑑証明書(発行から3ヶ月以内のもの)
- 写真2枚(サイズ:縦4.5cm×横3.5cm、正面・無帽・背景なしのもの)
年会費の会計年度と月割り継承のルール
北の杜カントリー倶楽部の年会費は、毎年4月から翌年3月までを1期とする会計年度を採用しています。会員権の譲渡・売却に際して、未経過分の年会費は新所有者へ「継承可能」となっており、月割りでの精算交渉を仲介業者を交えて行うのが一般的です。これにより、取得時期を問わず無駄のない形で入会することができます。
北の杜カントリー倶楽部会員権に関するよくある質問(FAQ)
お車でお越しの場合は、中央自動車道「長坂IC」から約7kmと非常に良好なアクセスです。電車を利用される場合は、JR中央本線「小淵沢駅」で下車します。
現在、平日会員の名義書換は公式に「停止中」となっており、新規での市場取引や第三者への譲渡は極めて難しい状態です。そのため、今後の流動性や資産性を重視して会員権を購入される場合は、取引が活発であり、名義書換が通常通り行われている「正会員権」の購入を強くおすすめします。
原則として入会条件には日本国籍を有していることが定められており、外国籍での入会は不可となっています。
まとめ:北の杜カントリー倶楽部の会員権で上質なゴルフライフを
北の杜カントリー倶楽部は、ただゴルフをプレーするだけの場所ではありません。八ヶ岳や南アルプスの絶景に囲まれた素晴らしい18ホール、そして併設されたホテルと天然温泉が、多忙な日常から離れた極上の癒しを提供してくれます。
明確な費用構造や丁寧な審査プロセスを経てメンバーになることで、週末の確実な予約枠と、大切な家族や仕事のパートナーを自信を持って招待できる「最高の第2の拠点」が手に入ります。価格相場と必要な手続きをしっかり理解し、ぜひあなたのライフスタイルに上質なゴルフライフを取り入れてみてください。