アジア取手カントリー倶楽部 会員権購入前に知るべき評判・デメリット・手続き
アジア取手カントリー倶楽部は、都心から約1時間という優れたアクセス性を誇る、昭和39年開場の歴史あるゴルフ場です。日本初のセグウェイ導入など常に新しいプレースタイルを提案しており、多くのゴルファーに愛され続けています。本記事では、会員権購入をお考えの方に向けて、メリットやデメリット、購入に必要な費用から具体的な手続きの流れまでを分かりやすく一挙に解説します。
はじめに|アジア取手カントリー倶楽部の会員権購入を検討している方へ
茨城県取手市に位置するアジア取手カントリー倶楽部は、都心からの驚異的なアクセスの良さと、日本で初めてセグウェイを本格導入したプレースタイルで知られる人気の27ホールです。ビジターとして何度も通ううちに、もっと自由で経済的にプレーを楽しみたいと考えるゴルファーは少なくありません。しかし、いざ会員権の購入となると、初期費用や毎年の維持費、河川敷ならではの運営状況や、具体的な手続き方法など、事前に確認しておくべきポイントが数多く存在します。検討時に欠かせないメリット・デメリット、リアルな口コミ評価、具体的な費用相場や手続きの流れまでを徹底的に解説します。
アジア取手カントリー倶楽部とは?基本情報を解説
アジア取手カントリー倶楽部は、昭和39年(1964年)10月3日に開場した、半世紀以上の歴史を誇る伝統あるゴルフ場です。設計を担当したのは、日本のゴルフ界の先駆者である名ゴルファーの浅見緑蔵氏。利根川の雄大な河川敷に広がる27ホールはフラットな造りながらも、自然のハザードが効いた飽きのこない設計が施されています。亜細亜観光グループの亜細亜観光株式会社が運営を手がけており、アットホームな接客や行き届いたコースメンテナンスが多くのファンを引きつけています。
コースの特徴①:都心から約1時間!アクセス抜群のロケーション
車でのアクセスは、常磐自動車道の谷和原ICから約10.0kmと至便で、都心から約1時間で到着できる圧倒的な近さが魅力です。電車利用の場合も非常に便利で、JR常磐線上野駅や日暮里駅から最寄りの取手駅までは快速で約50分。取手駅西口からは無料のクラブバス、またはタクシーを利用して約10分でコースに到着します。平日は事前予約制の送迎バスが運行されており、運転の手感や渋滞のストレスから解放されて、電車でゆったりと通えるゴルフライフを実現できます。
コースの特徴②:日本初導入のセグウェイで快適なプレー体験
アジア取手カントリー倶楽部の代名詞とも言えるのが、平成25年(2013年)6月に日本国内のゴルフ場で初めて導入された、合計100台に及ぶセグウェイです。従来の乗用カートによるセルフプレーに加え、セグウェイに一人ずつ乗ってフェアウェイを縦横無尽に走るプレースタイルは、他では味わえない圧倒的な爽快感を提供してくれます。ボールのすぐそばまで直接移動できるため、移動の体力的負担を大幅に減らし、プレーファストにも貢献する画期的な仕組みとして好評を得ています。
コースの特徴③:OUT・IN・西からなるフラットな27ホール
コースはOUT・IN・西コースの3つのエリアからなる計27ホールで構成されています。全体の総距離は9,480ヤードに及び、コースレートは72.1となっており、河川敷ならではのフラットで歩きやすいレイアウトが特徴です。西コースは2,771ヤードとやや短めですが、正確なショットコントロールが求められ、戦略性に富んだ挑戦欲をかきたてる造りになっています。シニアから女性、アスリートゴルファーまで、それぞれのレベルに応じて多彩な組み合わせのラウンドを楽しむことができます。
アジア取手カントリー倶楽部の評判・口コミを徹底分析
実際にプレーしたゴルファーたちが残した口コミや評価を分析すると、このコースならではの優れた利便性と、いくつかの注意すべき現実的な側面が見えてきます。メンバー入りを後悔しないために、両方の意見を客観的に比較してみましょう。
良い評判・口コミ
好意的な口コミで最も多いのは、やはり都心から近く思い立ったらすぐに行けるというアクセスの良さです。また、セグウェイでのプレーが本当に楽しく、カート道路を歩く必要がないので疲れないといったシステム面の満足度も目立ちます。さらに、クラブハウスでのランチがバイキング形式になっており、好きなものを好きなだけ食べられることや、プレー後のヒノキ風呂が非常に香りが良くリラックスできるといった、施設・サービス面でのクオリティの高さも高く評価されています。アットホームで敷居が高すぎない、カジュアルな運営も好まれています。
悪い評判・口コミ
一方で、気になるデメリットとしての口コミも寄せられています。最大の懸念点とされるのが、利根川の河川敷に位置するコース特性上、台風や大雨などによる川の増水時にコースが冠水しクローズになってしまうリスクがある点です。また、ドライビングレンジ(打ちっぱなし練習場)がないため、ラウンド前に球をしっかり打って調整することができないという設備への不満も一部で見られます。本格的な調整を行いたい人にとっては、近隣の練習場に立ち寄るなどの工夫が求められます。
会員権購入のメリット|メンバーになることで得られる恩恵
アジア取手カントリー倶楽部のメンバーになることで、単なるプレー費用の割引に留まらない、ゴルフライフそのものの質を向上させる様々なメリットを享受できます。ここではその代表的な恩恵について見ていきましょう。
メンバー料金でプレーできコストパフォーマンスが高い
メンバー最大の強みは、破格のプレー料金にあります。平日のビジター料金が6,680円であるのに対し、メンバーは5,250円(差額1,430円)。さらに土日のビジター料金が11,520円に対し、メンバーは6,250円と、1回あたりなんと5,270円もの差額が発生します。特に週末中心にラウンドを行うゴルファーにとって、この圧倒的なコストパフォーマンスは驚異的であり、通えば通うほど確実にお得感を実感できる料金体系となっています。
予約が取りやすくプレー機会を確保しやすい
人気のゴルフ場では、週末やハイシーズンにビジター枠がすぐに埋まってしまい、予約が困難になることが日常茶飯事です。しかしメンバーになれば、優先的な予約枠を確保できるため、希望する日程でのプレーをスムーズに組み立てやすくなります。また、公式のインターネット予約システムを利用することで、1人でのプレー予約も簡単に行うことができ、スケジュールが不規則な方でも行きたいと思った時に快適にエントリーできる安心感を手に入れられます。
系列コース「アジア下館カントリー倶楽部」も優待料金で利用可能
アジア取手カントリー倶楽部の経営母体は亜細亜観光グループであり、系列コースとしてアジア下館カントリー倶楽部(茨城県筑西市)があります。メンバーに登録されると、この系列コースも優待料金で利用できる特典がついてきます。趣の異なる別のコースを気軽にお得な料金で回れるため、飽きることなく多彩なゴルフ体験を楽しむことができ、会員権の価値をさらに高めてくれます。
会員限定の競技会やイベントに参加できる
メンバーになれば、公式ハンディキャップを取得し、定期的に開催される月例会やクラブ選手権などの公式競技会へ参加することができます。ビジター同士の親睦プレーとは一味違った、緊張感のある本格的なラウンドを経験することで、ゴルファーとしての腕前を磨く絶好の機会となります。また、競技を通じてマナーの素晴らしい新たなゴルフ仲間と出会い、生涯にわたるコミュニティを構築できることも、会員権を所有する隠れた大きな価値と言えます。
購入前に知るべきデメリット・注意点
会員権の購入は重要なライフイベントであり、後悔を避けるためにはポジティブな面だけでなく、冷静にデメリットや制限事項についても正しく把握しておく必要があります。
河川敷コースのため増水によるクローズのリスクがある
口コミでも懸念されていた通り、利根川の河川敷に造られているため、大雨や上流での豪雨に伴う増水によってコースが水没することがあります。一度冠水すると、芝生の清掃や復旧作業のために一定期間クローズを余儀なくされる場合があり、年間を通じていつでも完璧なコンディションでプレーできるわけではないという河川敷特有のリスクを受け入れる必要があります。ただ、その分リーズナブルな価格設定がなされているという見方もできます。
本格的な練習場(ドライビングレンジ)がない
アジア取手カントリー倶楽部には、一般的に併設されているような長距離の打ちっぱなし練習場が存在しません。スタート前にじっくりとドライバーからアイアンまで球を打ち、スイングの調子を確かめたいというタイプの方にとっては物足りなさを感じるポイントです。パッティンググリーンでの調整や、近くにある一般の練習練習場を事前に利用するといった代替案を事前に考えておく必要があります。
会員権相場の変動リスクと年会費の発生
ゴルフ会員権は市場で売買される資産であるため、維持管理の良し悪しや需要と供給のバランスにより相場が上下します。将来的に会員権を手放す際、購入時よりも売却額が下がってしまうリスクがあることは認識しておきましょう。また、会員である限り毎年発生する年会費の支払い義務があります。さらに、令和7年(2025年)6月12日より前所有者の年会費を継承することが不可となったため、入会時には新しいオーナーとして新たに年会費を支払うルールが適用される点を理解しておくことが重要です。
【費用】会員権の価格相場と購入にかかる総額
入会に向けた具体的な検討を進めるため、会員権の相場価格や、初期費用としてゴルフ場・関係者に支払う総額の目安、さらにコストパフォーマンスを最大化するためのシミュレーションを紹介します。
会員権の最新相場と価格推移の目安
アジア取手カントリー倶楽部の会員権相場は、他の名門コースと比較して非常にリーズナブルであり、初めて会員権を持つ方でも手の届きやすい価格帯で推移しています。都心からの距離が近いこと、またセグウェイ人気による稼働の高さから、安定した需要を保っています。相場は常に市場の流通在庫によって動くため、正確な最新情報については信頼のおける会員権取引業者を通じて見積もりを依頼することをお勧めします。
購入時にかかる費用の内訳
会員権を購入して正式にメンバー登録を行うためには、会員権自体の代金のほかに、名義書換料や年会費といった初期費用が発生します。ここでは正会員として購入する際の費用内訳を詳しく解説します。
| 費用項目 | 正会員 | 平日会員(土曜日利用可) |
|---|---|---|
| 会員権代金(証券代) | 時価(市場取引価格による) | |
| 名義書換料 | 110,000円(税込) | 66,000円(税込) |
| 入会預託金 | 0円 | |
| 年会費 | 15,000円(税込) | 8,000円(税込) |
| 業者仲介手数料(目安) | 55,000円(税込)程度 | |
会員権代金(証券代)
これは市場で会員権の元の所有者から権利を譲り受けるための本体代金です。ゴルフ会員権取引所で仲介される時価となり、日々の流通取引の需給関係によって金額が決定されます。
名義書換料(キャンペーン情報も確認)
ゴルフ場に対して支払う名義書換の手数料です。アジア取手カントリー倶楽部では、正会員の名義書換料が110,000円(税込)、平日会員(土曜日利用可)が66,000円(税込)に設定されています。入会預託金は0円であるため、他コースに比べて初期の持ち出し費用を極めて低く抑えられる点が大きな魅力です。時期によってキャンペーンが実施されることもあるため、事前に確認しておきましょう。
年会費(月割計算)
倶楽部の運営維持のために毎年支払う会費です。正会員の年会費は15,000円(税込)、平日会員(土曜日利用可)は8,000円(税込)と非常に安価に設定されています。購入初年度は、入会月に応じて月割りで計算された額を納める形となります。前述の通り、令和7年6月12日より年会費の引き継ぎが不可となりましたので、入会時には新たに規定の支払いを完了させる必要があります。
ゴルフ会員権業者への仲介手数料
安全な証券取引や複雑な事務手続きを代理してくれるゴルフ会員権業者へ支払う手数料です。一般的に業界の基本手数料として55,000円(税込)程度が目安とされており、取引を確実かつ迅速に進めるためには不可欠な経費です。
【シミュレーション】年間何回プレーすれば元が取れる?
会員権代金を除く、入会にかかる確実な初期諸経費(正会員名義書換料110,000円+業者仲介手数料55,000円+初年度年会費15,000円)の合計は約180,000円です。これを土日中心にプレーするケースで試算してみましょう。ビジターとメンバーの土日の料金差額は1回あたり5,270円ですので、年間約15回土日にラウンドすると、差額による節約総額は79,050円となり、約2年強で初期費用を回収できる計算になります。3年目以降は、年間約3回以上土日に通うだけで毎年の年会費15,000円を軽々とクリアできるため、月1から2回定期的に通うゴルファーであれば、確実に支払った以上の価値を回収することができます。
会員権購入から入会までの手続きと流れ
アジア取手カントリー倶楽部のメンバーとして第一歩を踏み出すための、具体的な契約からプレー開始までの手続きの流れを分かりやすくステップごとに案内します。
まずは、安心できる実績豊富なゴルフ会員権取引業者へ連絡を取り、購入希望の旨を伝えます。業者は市場に流通している売り希望の証券を探し出し、予算に合った最適な物件をマッチングしてくれます。購入条件が合意に至れば、契約手続きを進めます。
購入契約と並行して、ゴルフ場へ提出する入会申請のための書類一式を用意します。一般的には、入会申込書に加え、個人の印鑑証明書、住民票、顔写真、そして会員権の原本(証券)が必要となります。書類の不備がないよう、業者の指示に従って整えましょう。
すべての書類をゴルフ場の事務局へ提出すると、理事会および運営事務局による入会審査が始まります。提出された書類を基に、倶楽部の和を乱さない人物であるか、入会規定に合致しているかどうかが慎重に確認されます。
入会条件(年齢・国籍・推薦人)
審査を通過するための基本条件として、満20歳以上の日本国籍者であることが条件づけられています(外国籍の方の入会は不可)。女性の入会制限はありません。また、手続き上、原則としてアジア取手カントリー倶楽部の正会員2名による推薦保証人の署名・捺印が必要となります。推薦人を立てることが難しい場合は、事前に取引業者に相談してみることをお勧めします。
無事に入会審査を通過すると、ゴルフ場から入会承認の通知と、名義書換料および初年度年会費の請求書が届きます。速やかに指定口座へ、名義書換料(正会員110,000円、または平日会員66,000円)と年会費を振り込みます。振込の確認をもって名義書換の手続きが完了します。
すべての入金手続きが完了すると、倶楽部の会員名簿に登録され、正式にメンバーとしての権利が発生します。後日、新しい会員証、ネームプレートなどが手元に届きます。この瞬間から、メンバー料金での予約が可能となり、待ち望んだ快適なメンバーライフの始まりです。
よくある質問(Q&A)
女性の入会については特に制限は設けられておらず、どなたでも歓迎されます。一方、外国籍の方の入会に関しては、倶楽部の会則により不可(日本国籍を有する者に限る)と定められているため、注意が必要です。
原則として正会員2名の推薦が必要ですが、ゴルフ関係の知人にメンバーがいない場合でも諦める必要はありません。仲介を行うゴルフ会員権業者にはこうしたケースへの対応ノウハウがあるため、推薦人の確保や代替措置について事前に相談することで、スムーズに手続きを進める支援を受けられます。
もちろん可能です。購入した会員権は資産として、将来的に第三者へ譲渡(売却)することができます。売却の際は、その時点での市場相場に基づいて取引されることになり、名義変更にかかる諸規定に則って手続きを進めることになります。
まとめ:アジア取手カントリー倶楽部はこんな人におすすめ!
アジア取手カントリー倶楽部は、都心から約1時間、電車でも手軽に通える抜群のロケーションにあり、リーズナブルな初期費用と維持費でメンバーになれる希少なゴルフ場です。セグウェイでの軽快なプレースタイルを好み、休日をアクティブに楽しみたい方や、年間15回以上プレーをして圧倒的なコストパフォーマンスを享受したい方に最適です。冠水リスクなどの河川敷ならではの特徴を理解した上で、とにかく安く、たくさん、気軽にゴルフを楽しめる自分の居場所が欲しいと願うゴルファーにとって、この会員権は一生涯のゴルフライフをより豊かに、そして快適にしてくれる最高の投資となるはずです。